IBM Cloudのユーザーの種類について
IBM Cloudには3種類のユーザーがあります。
ユーザー種類 | 特徴 |
---|---|
ライト・アカウント | クレジットカードの登録は不要 限られたサービスのみ利用可能 |
従量課金ユーザー | クレジットカードの登録は必須 ほぼすべてのサービスが利用可能 |
サブスクリプション | 企業・法人向け契約プラン ほぼすべてのサービスが利用可能 |
IBM Cloudの強みだった完全無料ライト・アカウントは無くなってしまったんですね、、残念。
なので現在は従量課金ユーザーとサブスクリプションの2種類になります。
ちなみにサブスクリプションは月単位・年単位でIBM Cloudと契約を結んで、ある程度の割引を受けられるプランだそうです。個人利用では縁が無さそうですね。
従量課金ユーザーのメリット
ほぼすべてのサービスが利用可能になる。これにつきます。
無料枠もライト・アカウントと同様に受けることができます。
無料枠が設定されているサービスでも、ライト・アカウントでは利用できないものもあります。
従量課金ユーザーのデメリット
読んで字のごとく課金される可能性があります。
クラウドサービスの使いすぎや、不正利用されるととんでもない金額になるので、MFA等を使ったアカウントの保護と課金額のアラート設定は必須です。
ライト・アカウントから従量課金ユーザーになるには
さて本題です。
今回はライト・アカウントを持っていた私が従量課金ユーザーに更新する際に想像以上に時間がかかったよというお話しです。あくまで私個人の体験ですので、ご参考までにお願いいたします。
従量課金ユーザーになることはそこまで難しくないです。
クレジットカードと請求先情報を登録するだけですから。
詰まりポイントその1
請求先情報登録フォームが事業者向けのものになっている。
事業者名だったり事業所住所だったりを聞かれて、何を入力すればよいのか戸惑いました。
とりあえず個人名入れたりでしのぎました、、
詰まりポイントその2
クレジットカード情報まで入力したが、承認が一向に進まない。
手順としてはすべて完了しているはずが、承認待ちの状態から進みませんでした。
おおよそ2週間ほど承認までかかりました、、
まさか人が1つ1つ確認しているのかな。
さいごに
IBM Cloudを個人で使う方は少ないと思いますが、同じ状態で不安な方の安心材料になればと投稿いたしました。
あまり日の目を見ることがないIBM Cloudですが、コンテナやKubernetes周りは他社より進んでいるなという印象です。ぜひ試してみてください。(何様)