IBM Cloud CLI をインストール
IBM Cloud CLIのGitHubリポジトリにアクセスします。
Installers から対象OSのインストーラをクリックしダウンロードします。

ダウンロードしたインストーラを実行します。

Next >をクリック。

規約を読み問題がなければ ” I accept … “ を選択しNext >を。

Installを。

インストールが無事終わりました。
Finishを。

反映のために再起動を要求されます。
すぐに再起動できる場合はYesを。

再起動後はコマンドプロンプトでIBM Cloud CLI がインストールされているか確認します。
Windowsの方は “Winキー”を押した後に「cmd」を打ち込み “Enterキー”を押します。
※PowerShellでもTerminalでも構いません。
Macの方はターミナルを起動してください。

コマンドプロンプトが起動すると、このような画面が出てきます。
以降の作業はすべてコマンドプロンプトで行います。

IBM Cloud CLIが入っているか確認するため、以下のコマンドを入力します。
ibmcloud -v
インストールが無事に終わっている場合は、以下の結果が返ってきます。
C:\Program Files\IBM\Cloud\bin\ibmcloud.exe version 2.4.0+4xxxx4-2022-01-xxxxx:xx:xx+00:00
IBM CloudにCLIでログインする
” ibmcloud “ コマンドを使いIBM Cloudにログインします。
IBM Cloudアカウントを持っていることが前提となります。
以下のコマンドでログインを始めます。
ibmcloud login
コマンド入力後は対話型で処理が始まります。
初めにメールアドレスが要求されます。
API エンドポイント: https://cloud.ibm.com
Email> example@examle.com
次にパスワードを入力。
Password>
アカウントIDとパスワードに間違いが無ければOKが返ってきます。
認証中です...
OK
MFA (多要素認証)を設定している場合はセキュリティコードの入力を要求されます。
アカウントで追加のセキュリティー機能が有効になりました。
セキュリティー・コードを入力してください>
今回ログインするアカウントが表示されます。
複数アカウントがある場合はここで選択を行います。
ターゲットのアカウント 姓 名's Account (xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx) <-> xxxxxxx
リージョンを選択します。リージョンに依存しないサービスを利用する場合は何も入力せずにEnterでスキップします。
リージョンを選択します (または Enter キーを押してスキップします):
1. au-syd
2. in-che
3. jp-osa
4. jp-tok
5. kr-seo
6. eu-de
7. eu-gb
8. ca-tor
9. us-south
10. us-east
11. br-sao
数値を入力してください>
ログインができると以下の情報が返ってきます。
ターゲットのリージョン jp-tok
API エンドポイント: https://cloud.ibm.com
Region: jp-tok
ユーザー: example@examle.com
アカウント: 姓 名's Account (xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx) <-> xxxxxxx
リソース・グループ: リソース・グループがターゲットになっていません。'C:\Program Files\IBM\Cloud\bin\ibmcloud.exe target -g RESOURCE_GROUP' を使用してください
CF API エンドポイント:
組織:
スペース:
対話型の処理ですので、設定項目は多いですがログイン自体は難しくありません。
ただ、毎回このやり取りをするのも面倒なので、負担を減らす工夫をします。
IBM Cloudからログアウトします。
ibmcloud logout
ログインするときのコマンドにあらかじめ応答項目を設定し対話型処理を減らします。
ibmcloud login の後 【–項目 内容】を加えます。
今回は以下の設定を加えています。
設定方法 | 項目 |
-u | ユーザー |
-p | パスワード |
-r | リージョン |
ibmcloud login -u example@examle.com -p xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx -r jp-tok
MFAを設定していない場合はすぐにログインできます。
詳しい設定項目については公式のドキュメントをご参照ください。